当社は、学童保育(学童・学童クラブ・アフタースクール)施設「総合教育型学童クラブClover Hill」(以下当クラブ)の運営において、児童の安全と保護を最優先とするにあたり、チャイルドグルーミングの予防と対応の配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めてまいります。
- 目的
当クラブは、児童の安全と保護を最優先とし、チャイルドグルーミング行為を防止することを目的としています。 - 定義
チャイルドグルーミングは、成人が子供を性的虐待や性的目的で搾取するために関係を築く行為や手法を指します。 - 従業員の採用と研修
3.1 当クラブは、従業員の厳格な採用プロセスを実施します。バックグラウンドチェック、面接、参照の確認などを含め、適切な対策を講じます。
3.2 全ての従業員は、チャイルドグルーミングに関する研修を受ける必要があります。研修は定期的に実施され、最新の情報や予防策についての知識を提供します。 - 開放的な環境の促進
4.1 当クラブは、見守りやすい環境を整えるため、オープンスペースの配置やガラスの使用、IoT設備などの適切な措置を講じます。
4.2 スタッフの行動は監視され、適切なフィードバックが提供されます。 - コミュニケーションと境界の設定
5.1 スタッフは、子供たちとの適切なコミュニケーションスキルを身につけるための指導を受けます。プライバシーと境界を尊重し、適切なタッチや身体接触を行います。
5.2 スタッフは、子供たちとの関係において個人的なコミュニケーション手段(個人の電話番号やソーシャルメディアアカウントなど)の使用を禁止します。 - 保護者との連携
6.1 当クラブは保護者との継続的なコミュニケーションを重視し、ポリシーと手順について透明性を保ちます。
6.2 保護者に対して、チャイルドグルーミングの兆候や報告手順についての教育を行います。保護者からの情報や懸念に真摯に対応し、適切な対策を講じます。
6.3 保護者に対して、子供たちの安全と保護に関する協力を要請し、施設の方針と規則を遵守するように促します。 - 子供への教育
7.1 当クラブでは、子供たちに対してチャイルドグルーミングの予防教育を行います。プライバシー、適切なタッチ、信頼できる大人への相談の重要性などについて理解を深めます。
7.2 子供たちは、自分自身や他の子供たちが不適切な行動に遭遇した場合にどのように対処するかを学びます。 - 相談窓口と報告手順
8.1 当クラブ、チャイルドグルーミングに関する相談窓口を設置します。従業員、子供、保護者が安心して報告できる仕組みを提供します。
8.2 チャイルドグルーミングの疑いがある場合、適切な報告手順を設け、関連当局に速やかに連絡し、必要な対応を取ります。 - ポリシーのレビューと改善
9.1 チャイルドグルーミングポリシーは定期的に見直し、改善されます。最新の法的要件やベストプラクティスに基づき、ポリシーの効果的な実施と運用を確保します。 - スタッフと保護者への周知とトレーニング
10.1 当クラブは、ポリシーの内容と重要性について全ての従業員と保護者に周知します。
10.2 スタッフと保護者に対して、チャイルドグルーミングの予防と対策に関するトレーニングや情報提供を定期的に行います。
2023年6月10日
株式会社ソフィア