講師紹介【ピアノ】

芸術とは、技術をもって内側から外側に押し出すことです。

上新かおり
Clover Hillピアノレッスン講師 上新かおり

アートを日本語に訳すと芸術になりますが、アートの語源は、ラテン語のars(アルス)とギリシャ語のtechne(テクネ)から来ています。
芸術の「術」は、アルス(人間の術、技術)とテクネ(技術、手仕事)といった意味になります。
芸術の「芸」とは、自分の内側にあるものを外側に押し出す事=表現する。という事を意味します。
芸術にも様々な分野があり、音楽もその一部です。
どの分野にも共通して言えることは、表現する事です。その表現方法は様々です。表現をするためにどんな道具を使って行うのかは各分野で異なります。
音楽であれば、ピアノ、ヴァイオリンといった楽器を弾いて表現を行います。絵画であれば、筆とキャンバスで描くと言ったところでしょう。
ピアノのレッスンでは、弾く時に必要なテクニックの他、楽譜を読む際の基礎的な知識に加え、お子さまの内側にあるものを引き出し、外側へ押し出したものをピアノで表現するお手伝いを致します。
このように書いてしまうと難しく感じるかもしれませんが、お子さまが普段の生活の中で様々な出来事に対して感じた事、見たもの、聞いたものから感じた事を言葉にして伝える力は、これからお子様が社会に出ていく時に必ず必要となります。その生きていく力は、お子さまの一生の宝になると信じています。

Clover Hillピアノ講師 上新かおり プロフィール

上新かおり②

幼少期に母親(鬼スパルタ系講師)からピアノを教えこまれる。
最初は抵抗していたらしいが、言われた通りにする方が身のためだと悟り4歳から母親の鬼レッスンを毎日受けることになる。
自分の意志ではないが、小学生になると音楽大学付属の音楽教室にてピアノ・リトミック・ソルフェージュ・クラシックバレエを習い始める。
今思えば、完全に親の趣味から始まった習い事ではあったが、芸術というものに触れていく内に目に見えない感性が育ち、音楽的センスが磨かれていた。
各分野の先生、鬼スパルタ講師のお陰と、自身の努力(自分で言うのが違和感に感じるところではあるが)が実り、通っていた音楽教室でセルジオ・ペルティカローリの特別公開レッスンの生徒に選出してもらう。

中学生になる頃にはコンクールに出場し、ヤングアーチストピアノコンクール入賞、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール第1位を獲得。入賞者のコンサートでは、手売りでチケットを売った事が印象に残っている。

東京都立芸術高等学校ピアノ科卒業

昭和音楽大学ピアノ演奏家コース給費特待生として入学

大学在学中、精神の不調が重なり思うような日々が送れずにいた時、軽音部でJポップやジャズに触れ、クラシック音楽とは異なる音楽・文化に出会い感化される

卒業後は、主にクラシックの歌・器楽の伴奏で演奏活動などを行いながら音楽教室の受付として勤務。

その後、結婚・妊娠・出産を機に、ピアノと仕事から離れる。
子育てを通し、自身の子供や友人の子供と関わる中で、音楽の楽しさを伝えたいと思い現在に至る。

LPAインストラクター&演奏者に登録

MESPOリトミック講師養成講座にてライセンスを獲得