未来の数学者を育てる、そろばん教室。
「そろばんを習わせようと思っているんだけど、そろばんって本当に効果があるの?」 「IT全盛期のこの時代にそろばんってちょっと時代遅れじゃない?」 あなたもこのように感じたことはありませんか。
学校に通いながらの習い事は、お子さんにも保護者様にとっても一苦労です。貴重な時間を有効活用するなら、本当に有益な習い事を選びたいですよね。
実は、そろばんは暗算力や集中力向上だけでなく、お子さんの脳の発達にも驚くべき効果があります。脳機能向上の習い事としてそろばんが注目されました。
そろばんを習うと右脳にいい効果が
一般的に、私たちは計算をするとき、計算や論理的思考をつかさどる左脳を主に使います。しかし、NPO法人・国際総合研究機構の副理事長であり脳科学を専門とする河野貴美子氏によると、そろばんの有段者が暗算をしているときには右脳が活発になっているそう。彼らの頭のなかでは、そろばんの珠(たま)が動いており、一般人のように「98かける2は……」と言語を介さず計算するので、イメージをつかさどる右脳が使われているのです。 河野氏によれば、そろばんの有段者には「教科書を暗記する際にページごと頭に入ってくる」人や「年号もさっと憶えられる」人がいるそう。ほかにも、そろばんによって養われた「イメージ力」を活用することが「人間的な思考」「創造力」「ひらめき」につながるのだとか。右脳を活発にさせることで、記憶力や直感力が磨かれるのですね。 また、神経内科学を専門とする依藤史郎氏の話によると、そろばんで指先を多く動かすことも脳の活性化につながります。さらに、珠をはじくリズミカルな音は、左右両側の脳を刺激するのだそうです。
自信が養われる。
トモエ算盤株式会社の代表取締役社長である藤本トモエ氏によれば、そろばんを学ぶことによって、子どもたちは自信と自己肯定感を得ることができると言います。この理由は、計算に費やした時間と正解数を測定することで、過去の自分と比較して成長を客観的に実感しやすいからです。「前よりも速く解けた」「前よりも多く正解できた」といった進歩がはっきりと認識できるため、練習による上達が明確に理解できるのです。
集中力がつく
「集中力がつく」ことも、そろばんを学ぶ際のメリットとしてよく挙げられます。トモエ算盤によれば、そろばんを使った計算には高い精神集中が求められ、無心で問題に取り組む必要があるため、そろばんは集中力を養う効果があると述べています。また、この学習を通じて忍耐力も育まれ、難題に向き合って「がんばってやり遂げる態度」が身につくとのこと。
集中力と忍耐力は、学校の勉強だけでなく、大人になって仕事をする中で非常に重要な要素です。子ども時代からそろばんを学ぶことで、これらの力が育まれ、将来の人生において必要なスキルが身につくことになります。
資格をとれる
他の多くの習い事と異なり、そろばんは履歴書に記載できる資格を取得することができる点が大きなメリットです。日本珠算連盟は、日本商工会議所と協力して珠算能力検定や暗算能力検定などを実施しています。これらの資格は、仕事でそろばんを使用する必要があるわけではなくても、履歴書に記載することで高い集中力や継続的な努力ができる個人であることをアピールする手段となります。また、これらの検定に合格することが内申書に記載されれば、受験時に有利になる可能性もありますね。
CloverHillでは、学童保育(学童・学童クラブ・アフタースクール)、認可外学童ご利用のお子さまはもちろんのこと、アカデミックモール内のそろばん教室のみのご利用もいただけます。
是非この機会に右脳開発をしてみませんか?