子供の「なぜ?」が多い理由

毎日のように「自分でやりたい」「やだ」となかなか言うことを聞いてくれないイヤイヤ期に続き、いくら答えても「なぜ?」「どうして?」と何でも構わず質問してくるナナゼ期。親としてできるだけの事を精一杯答えているのにも関わらず、永遠に続く問いかけにどう対応したらよいのかわからず、頭を悩ませる保護者の方も多いと思います。なぜこのような時期があり、一体子供たちの中で何が起こっているのでしょうか。

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ナゼナゼ期は脳が成長していく過程で避けては通れないことです。成人の脳神経が100%だとすると、3~4歳頃までには80%程、5~6歳頃までには約90%程度にまで発達することと関係しているためだといわれています。そのため、この時期に質問することは、好奇心を育んだり、知ることの喜び、つまり学習意欲へと繋がったりする時期とも考えられるのです。思考力を伸ばすチャンスだと思って、受け答えをしてしていく必要があります。

では、どのようにして答えるのが正解なのでしょうか。

はっきりと明確な答えがあるわけではありませんが、質問の内容には柔軟に対応する事が大切となるようです。

以下に対処法をまとめました。

・子供たちは、すぐに答えが知りたいので、簡単に答えられる事はその場で答えます。

・今すぐは分からないけれども調べれば分かるような簡易的なものであれば、インターネットや図書館を使い一緒に調べましょう。

・ある程度の年齢に達していれば、逆に質問をすることで想像力を養う事ができます。

・車いすの方を気にして質問をしてきた場合は、「その質問は、お家に持って帰ろうね。」と伝え、その場で話す事はしません。

以上を場面ごとに使い分け、柔軟に対応していきましょう。

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