非認知能力
欧米を中心に世界で注目されている非認知能力。
文部科学省では認知能力を知的な力、知識・技能、思考力等と提言されています。具体的には【記憶力】【思考力】【計算力】【言語力】【IQ】などが該当します。それに対し認知能力とは【意欲】【協調性】【粘り強さ】【忍耐力】【計画性】【自制心】【創造性】【コミュニケーション能力】といった、測定できない個人の特性による能力のこと全般を指します。
認知能力はテストで測る事ができます。テストで高い点数を取ることができればお子様の自信になりますが、大事なことは高い点数をとるためにどんな思いをしてどのように考えたかという過程です。
そこで、大人がやってはならない事があります。それは子供の感情・行動をコントロールしようとすることです。
「競わせることで努力を促す」といったことや「子供が運動を嫌いにならないように、ゴールはみんなで一緒に手をつないで」などは、子供の勝ちたい気持ちや楽しみはそっちのけで、大人が余計な環境設定をしているだけなのです。その設定が苦手意識や負けを許容できなくなるのです。大人は自分を知る上では苦手意識は重要かもしれませんが、未発達の子供たち(幼児・小学生)に苦手意識は不要ですし、むしろ害になるのではとの声も。
順位付けによる競争意識を教育に用いる事は悪いことではありません。競うこと自体は良いことです。子供は競争が大好きです。大人がわざわざ言わなくとも普段から至る環境で、または心の中で競い合っているからです。競争があるからこそ、本気になって取り組み、そこで色々な感情と出会っていくのです。
それこそが非認知能力なのではないでしょうか。
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