‘音’の影響による学び

今回は子どもと音による影響と学びについてご紹介します。

音と学びはどんな繋がりがあるのでしょうか?音によって及ぼす影響は…

波動

・音の刺激で脳の発達を促す

胎児にクラシック音楽を聴かせると、胎児に良い影響を与える、胎教という言葉をご存じでしょうか?

これは、人間の脳が関係しています。脳は外部からの様々な刺激によって発達していきます。その中でも聴覚で得た情報が伝達しやすく、耳で聞いたものは脳に大きな影響が出るといわれています。

・ストレスを解消し、精神を安定させる

音楽にはストレスを解消し、精神を安定させる効果があります。とくに声を出して歌うことは大きなストレス解消になります。なぜ歌うことでストレス発散になるのかというと、大きく息を吸い、声を出すことで、自律神経が整い、気持ちがリラックスするからです。

・歌詞、楽譜を覚えることで言語能力・記憶力が向上する

歌詞や楽譜の音や楽器の奏法を覚えることで記憶力が向上します。また、歌詞に出てくる単語を覚えたり、どういう意味か調べたりすることで、言語能力も発達します。

実際に日常的に音楽を聴いたり、歌を歌ったりする子どもは、そうではない子どもに比べると語彙数が多かったという研究結果も出ています。

・歌詞の内容を想像することで想像力を高める

歌詞の情景をイメージすることで、子どもの想像力は高まります。また、歌遊びで歌の登場人物の気持ちになりきることでも想像力は大きく育ちます。

・外国語の習得にも役立つ

外国語が登場する歌を覚えることで、外国語の習得にも役立ちます。実際、筆者も好きな外国人アーティストの曲を聴き、歌詞の意味などを調べるうちに英語に興味を持ち、学習意欲がわきました。

英語学習の開始時期については諸説ありますが、一般的には4~6歳頃の幼児期から英語に触れるのが最適とされています。この年齢になると、言語の吸収力や発音の柔軟性が高まり、自然に英語力を身につけられます。
また、0~3歳の頃から身の回りに英語がある環境を作るのも効果的です。

本格的な英語学習を始めるのは、7歳からが最も効果的とされています。
6~10歳くらいの年齢は日本語が母国語として確立するため、第二言語として英語を習得させるために適した時期です。このタイミングで英会話スクールなどの習い事をスタートすることが推奨されています。
そして、10歳という年齢は、論理的・抽象的な思考の力が高まる時期と言われています。10歳からは主語に合わせて動詞を変える、過去形で話してみるなど、英文法の学習が可能になります。

英語

いかがでしたか?子どもにとって‘音’は重要な影響があるということが分かります。

私たちClover Hillでは、以上の学びを取り組めるような習い事が豊富にあります。体験は随時お受けしておりますので、一度ご来校して体験してみてはいかがでしょうか?