小学校入学前に身につけたい「学びの土台」とは?家庭でできる準備ポイント|府中市の教育複合施設CloverHill

Contents
- 1 はじめに:小学校入学前の準備で本当に大切なこと
- 2 第1章:なぜ「学びの土台」が最重要なのか
- 3 第2章:家庭で育む「学びの土台」3つの柱
- 4 第3章:入学前に身につけたい具体的な学習内容
- 5 第4章:避けるべき「逆効果な準備」
- 6 第5章:学力の現在地を知る「全国統一小学生テスト」の活用
- 7 第6章:月齢別・発達段階別の準備プラン
- 8 第7章:保護者の心構えと家庭環境づくり
- 9 第8章:入学後を見据えた準備
- 10 第9章:特別な配慮が必要な子どもへの対応
- 11 第10章:よくある質問と回答
- 12 おわりに:長期的な視点で子どもの成長を見守る
- 13 府中市・府中第二小学校隣の教育複合施設Clover Hillのご紹介
はじめに:小学校入学前の準備で本当に大切なこと
お子さまの小学校入学を控え、「ひらがなは全部書けるようにすべき?」「算数の先取り学習は必要?」と不安を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げると、入学前に最も重視すべきは知識の詰め込みではなく、「学びの土台」を築くことです。この土台とは、新しいことを学ぶ意欲、集中して取り組む姿勢、そして基本的な生活習慣を指します。
本記事では、教育現場の知見と発達心理学の観点から、小学校入学前に本当に必要な準備について、具体的な実践方法とともに詳しく解説します。また、学力の現在地を客観的に把握する手段として、全国統一小学生テストなどの模擬試験を活用するメリットについてもご紹介します。

東京都府中市府中市立府中第二小学校となり
教育複合施設Clover Hill
第1章:なぜ「学びの土台」が最重要なのか
1-1. 小学校での学習スタイルの変化
幼稚園・保育園では遊びを通じた学びが中心ですが、小学校では一斉授業という新しい学習スタイルが始まります。
小学校1年生の授業時間の特徴:
- 1コマ45分間の授業
- 20〜30人の集団での一斉指導
- 教師の説明を聞いて理解する受動的学習
- 座席に座り続ける必要性
- 時間割に沿った行動
このような環境に適応するためには、知識以上に「学習姿勢」や「聞く力」といった土台が不可欠なのです。
1-2. 学力の土台となる「非認知能力」
近年の教育研究では、学力を支える基盤として「非認知能力」の重要性が注目されています。非認知能力とは、IQテストなどでは測れない、以下のような力を指します。
主な非認知能力:
- 粘り強さ(最後までやり遂げる力)
- 自制心(衝動を抑え、集中する力)
- 好奇心(新しいことへの興味)
- 社会性(協力する、順番を待つ)
- メタ認知(自分の理解度を把握する力)
ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授の研究によると、幼児期に非認知能力を育むことが、その後の学力向上や将来の社会的成功に大きく影響することが明らかになっています。
1-3. 入学後の「学習のつまずき」の実態
文部科学省の調査によると、小学校低学年でつまずく子どもの多くは、知識不足ではなく、以下のような課題を抱えています。
- 授業中に座っていられない
- 先生の指示を最後まで聞けない
- わからないことを質問できない
- すぐに諦めてしまう
これらは「学びの土台」が十分に育っていないことが原因です。逆に言えば、この土台さえしっかりしていれば、入学後の学習内容は学校で十分に習得できるのです。
第2章:家庭で育む「学びの土台」3つの柱
2-1. 第一の柱:知的好奇心と学習意欲
なぜ重要か
「勉強しなさい」と言われて勉強する受動的な学習では、真の学力は身につきません。自ら「知りたい」「できるようになりたい」という内発的動機が、持続的な学習の原動力となります。
家庭での育て方
日常の「なぜ?」を大切にする
子どもが「なんで空は青いの?」「どうして虫は飛べるの?」と質問してきたとき、すぐに答えを教えるのではなく、一緒に考えたり、図鑑で調べたりするプロセスを楽しみましょう。
具体例:
- 散歩中の自然観察(「この花の名前は何だろう?」)
- 料理を通じた科学的思考(「なぜお肉を焼くと色が変わるの?」)
- 季節の変化への気づき(「今日は寒いね。なぜだろう?」)
成功体験を積み重ねる
「できた!」という達成感は、次の挑戦への意欲を生みます。小さな成功でも大いに褒め、「自分はできる」という自己効力感を育てましょう。
ポイント:
- 結果だけでなく、努力のプロセスを評価する
- 他の子と比較せず、子ども自身の成長を認める
- 失敗を恐れない環境づくり(「間違えても大丈夫」)
本との豊かな出会い
読み聞かせは語彙力や想像力を育てるだけでなく、知的好奇心の源泉となります。
推奨される読み聞かせの方法:
- 毎日決まった時間に行う(就寝前など)
- 子どもに本を選ばせる
- 読んだ後に感想を話し合う(押し付けない程度に)
- 図書館を活用し、多様なジャンルに触れる
2-2. 第二の柱:学習習慣と集中力
段階的な習慣形成
いきなり45分間の学習は難しいため、段階的に取り組みましょう。
ステップ1(5歳前半):10分間の着席習慣
- 塗り絵、折り紙、パズルなど遊びから始める
- 親も一緒に座って取り組む
- タイマーを使い、時間を見える化する
ステップ2(5歳後半):20分間の集中
- ひらがなプリント、迷路、簡単なドリルを導入
- 「勉強の時間」として意識づける
- 毎日同じ時間、同じ場所で行う
ステップ3(入学直前):30〜45分間の学習
- 複数の課題を組み合わせる(読み書き10分+計算10分+自由学習10分など)
- 自分で学習内容を選ばせる機会を作る
- 休憩の取り方も練習する
学習環境の整備
集中できる環境づくりも重要です。
チェックリスト:
- テレビやゲーム機が視界に入らない場所
- 適切な明るさの照明
- 子どもの体格に合った机と椅子
- 必要な文房具がすぐに取り出せる整理整頓
- 静かな環境(兄弟姉妹への配慮も)
「待つ力」の育成
集中力の基盤には、衝動をコントロールする「待つ力」があります。
日常での練習:
- 順番を守る経験(ゲーム、遊具の使用など)
- 「あと5分で出発するよ」など見通しを伝える
- 「今は〇〇の時間」と区切りを明確にする
2-3. 第三の柱:「聞く力」と理解力
一斉授業で最も必要な能力
小学校では、教師の口頭説明を聞いて理解し、指示に従って行動する場面が大半を占めます。この「聞く力」の有無が、学習理解度に直結します。
聞く力の3つの要素
- 集中して聞く力:話している人に注目し、最後まで耳を傾ける
- 理解する力:聞いた内容の意味を把握する
- 記憶する力:聞いた情報を保持し、行動に移す
家庭での育て方
話を聞く習慣づけ
日常会話の中で意識的に取り組めます。
具体的な方法:
- 話すときは子どもの目を見て、子どもにも目を見るよう促す
- 「今から大事なことを言うよ」と注意を向けさせる
- 話を遮らず、最後まで聞く姿勢を親が示す
- 聞き取れたか確認する(「今、何て言った?」)
複数の指示に従う練習
「お手伝いゲーム」として楽しく取り組めます。
段階的な指示の例:
- レベル1:「お茶碗を運んでね」(1つの指示)
- レベル2:「お茶碗とお箸を運んでね」(2つの指示)
- レベル3:「冷蔵庫からお茶を出して、コップに注いでね」(複数の連続指示)
読み聞かせでの質問
読み聞かせの後に内容について質問することで、聞く力と理解力を同時に育てられます。
質問例:
- 「主人公は誰だった?」(登場人物の把握)
- 「どうして〇〇したのかな?」(因果関係の理解)
- 「この後どうなると思う?」(予測力)
- 「あなたならどうする?」(批判的思考)
第3章:入学前に身につけたい具体的な学習内容
ここからは、より具体的な学習内容について解説します。ただし、繰り返しになりますが、これらは「絶対に入学前に完璧にすべき」ものではありません。前章で述べた土台があれば、入学後に十分習得できます。
3-1. ひらがなの読み書き
目標レベル
入学前の最低限の目標:
- 自分の名前を読める
- 自分の名前を(正しい字形でなくても)書ける
あると望ましいレベル:
- ひらがな46文字をひととおり読める
- 身近な単語(「ママ」「いぬ」など)を書ける
学習の進め方
ステップ1:文字への興味づけ(4〜5歳)
無理に教えるのではなく、生活の中で文字に親しむ環境を作ります。
- 絵本の読み聞かせ(文字と音声の対応)
- 街中の看板を読む遊び
- 名前カードで遊ぶ
- 文字カードやあいうえお表の活用
ステップ2:読みの習得(5歳前後)
視覚的な認識から始めます。
- 五十音表を壁に貼り、日常的に目にする環境
- 「これは『あ』だね」と自然に教える
- かるた遊びで楽しく学ぶ
- 興味のある言葉(好きな動物、食べ物など)から始める
ステップ3:書きの習慣(5歳後半〜6歳)
運筆力(線を書く力)の発達を待ってから始めます。
準備運動:
- 曲線や直線を引く練習
- 迷路遊び
- 点つなぎ
実践:
- まずは大きな文字から(マスは大きめに)
- 「とめ・はね・はらい」は後回しでOK
- 毎日1〜2文字ずつ無理なく
- 書いた文字を使って「お手紙ごっこ」
注意点
- 間違いを厳しく指摘しない(書くことが嫌いになる)
- 鏡文字は発達段階で自然に起こる(過度に心配不要)
- 筆圧が弱い場合は濃い鉛筆(4B〜6B)を使用
- 疲れたら無理に続けない
3-2. 数の理解と算数の基礎
目標レベル
入学前の最低限の目標:
- 1から10までの数を数えられる
- 「3個」「5個」など数と量の対応が理解できる
あると望ましいレベル:
- 1から100まで数えられる
- 10までの簡単な足し算(5+3など)がわかる
- 数の大小比較ができる
数概念の発達段階
子どもの数理解は段階的に発達します。
- 数唱(すうしょう):「いち、に、さん...」と唱えられる(2〜3歳)
- 一対一対応:数えるときに物と数詞を対応させる(3〜4歳)
- 基数性の理解:「5個ある」の「5」が全体の量を表すと理解(4〜5歳)
- 順序数の理解:「3番目」など順番を表す数(5〜6歳)
- 加減の概念:増えたり減ったりする理解(5〜6歳)
家庭での学び方
日常生活での数遊び
特別な教材がなくても、生活の中で数に触れる機会は豊富にあります。
具体例:
- おやつの数を数える(「クッキーは何個ある?」)
- 階段の段数を数えながら上る
- お風呂で100まで数える
- お買い物での計算(「りんご3個買うといくら?」)
- 料理のお手伝い(「卵を2個割ってね」)
具体物を使った算数
抽象的な数字よりも、目に見える物で学ぶ方が理解しやすい時期です。
おすすめの教具:
- おはじき、ビーズ、ブロック
- トランプ(数字の認識、合計計算)
- サイコロゲーム
- 数字カード
- お金(おもちゃでもOK)
視覚化の工夫
数の大小や計算の意味を視覚的に理解させます。
- 数直線を使う(「5の次は?」)
- 「3+2」を「3個に2個足したら?」と実際に物を動かす
- 10のまとまりを作る(「10個で1つの箱」)
ゲーム感覚での学習
楽しみながら学べるのが理想です。
- すごろく(数を数える、足し算引き算)
- カード合わせゲーム(「合計10になるカードを見つけよう」)
- お買い物ごっこ
- 「どっちが多いかゲーム」
3-3. 鉛筆の正しい持ち方
重要性
正しい鉛筆の持ち方は、単に字がきれいになるだけでなく、以下のメリットがあります。
- 長時間書いても疲れにくい
- 筆圧をコントロールしやすい
- 書くスピードが上がる
- 姿勢が良くなる
- 集中力が持続しやすい
一度間違った持ち方が定着すると矯正が困難になるため、早期からの正しい指導が大切です。
正しい持ち方
- 親指と人差し指で軽くつまむ
- 中指を添える(3点で支持)
- 鉛筆の先端から3〜4cm程度の位置を持つ
- 鉛筆は60度程度傾ける
- 手首はテーブルにつける
段階的な指導法
幼児期前半(3〜4歳):握る力の育成
まずは筆記具を持つ前の準備として、手指の巧緻性を高めます。
- クレヨンでのなぐり描き
- 粘土遊び
- ビーズ通し
- 折り紙
幼児期中期(4〜5歳):太めの筆記具から
- 三角鉛筆や太めのクレヨンを使用
- 正しい持ち方を繰り返し見せる
- 短時間から始める(5分程度)
幼児期後期(5〜6歳):鉛筆への移行
- 通常の鉛筆(三角形や六角形が持ちやすい)
- 鉛筆補助具(グリップ)の活用
- 運筆練習
矯正のポイント
すでに間違った持ち方が定着している場合:
- 一度に完璧を求めない
- 「こうやって持つと楽だよ」とメリットを伝える
- 短時間の練習を繰り返す
- 叱らない(持ち方を直すストレスで書くこと自体が嫌いになる)
- 専用の補助具を使う
3-4. 時計の読み方
重要性
時計が読めることで、子ども自身が見通しを持って行動できるようになります。
小学校での活用場面:
- 「次の休み時間まであと何分」が自分でわかる
- 時間割を意識して準備できる
- 「〇時〇分に〇〇」という指示が理解できる
段階的な学び方
ステップ1:時間の感覚を育てる(4〜5歳)
数字の読み方よりも先に、時間という概念を理解させます。
- 生活リズムと時間の結びつけ(「7時に起きる」「12時はお昼」)
- 時間の長さの体感(「5分ってこのくらい」)
- アナログ時計を家に置く(日常的に目にする)
ステップ2:「〇時ちょうど」「〇時半」を読む(5歳)
- 長針が12のとき、短針が指す数字が「〇時」
- 長針が6のとき、「〇時半」
- 日常で時刻を言葉にする(「今7時だね」「7時半にご飯にしよう」)
ステップ3:5分刻みで読む(5歳後半〜6歳)
- 長針の動きと5分ずつの関係
- 「〇時〇分」の読み方
- タイマーを使った実感(「あと5分で終わり」)
ステップ4:1分刻みで読む(入学後でもOK)
これは入学前に必須ではありません。小学校で丁寧に学習します。
学習のコツ
- おもちゃの時計で手を動かしながら学ぶ
- 時計の読み方のうたやアプリも活用
- 日常生活で繰り返し確認する習慣
- 「あと何分?」と子ども自身に確認させる
3-5. 読解力の基礎
重要性
読解力はすべての教科の土台となります。算数の文章題、理科や社会の説明文、すべてに「読んで理解する力」が必要です。
文部科学省の調査でも、読解力の不足が学力低下の一因として指摘されています。
読解力を支える3つの力
- 語彙力:言葉の意味を知っている
- 文法力:文の構造を理解できる
- 推論力:書かれていないことも推測できる
家庭での育て方
読み聞かせの質を高める
ただ読むだけでなく、対話的な読み聞かせが効果的です。
Before:親が一方的に最後まで読む After:途中で質問したり、子どもの感想を聞いたりする
対話例:
- 「この子、どんな気持ちかな?」(感情の理解)
- 「どうしてこうなったと思う?」(因果関係)
- 「次はどうなるかな?」(予測)
- 「あなたならどうする?」(批判的思考)
語彙を豊かにする
日常会話での工夫:
- 擬音語・擬態語を使う(「ふわふわ」「つるつる」)
- 正確な言葉を教える(「すごい」ではなく「勇敢」「美しい」など)
- 「〇〇ってどういう意味?」と聞かれたら、説明する習慣
- 子どもの言葉を言い換えて返す(「楽しかった」→「わくわくしたんだね」)
多読の習慣
量も質も大切です。
推奨される読書環境:
- 家庭に絵本や図鑑を置く
- 図書館を定期的に利用する
- さまざまなジャンルに触れる(物語、図鑑、科学絵本など)
- 親も本を読む姿を見せる
音読の習慣
小学校では入学直後から音読の宿題が出ます。
入学前からの準備:
- 短い文章を一緒に読む
- 指でなぞりながら読む
- 親が1文、子が1文と交互に読む
- 読めたことを褒める
第4章:避けるべき「逆効果な準備」
善意からの働きかけが、かえって子どもの学習意欲を損なうケースがあります。
4-1. 過度な先取り学習
問題点
入学前に小学校の内容を先取りしすぎると:
- 入学後の授業が退屈になる
- 「もう知っている」と授業を聞かなくなる
- 友達と学ぶ楽しさを味わえない
- 自分で考えず、覚えた答えを言うだけになる
適切な先取りの範囲
「学校で困らない程度の準備」が理想です。
OK例:
- ひらがなが読める(完璧に書けなくてもOK)
- 10までの数がわかる(計算はこれから)
- 鉛筆を持って線が引ける
やりすぎ例:
- 漢字の書き取り
- 二桁の筆算
- 小学校の教科書の内容を丸暗記
4-2. 強制的な学習
問題点
「勉強しなさい!」「できないとダメ!」という強制は:
- 学習を罰として認識させる
- 「やらされている」という受動的姿勢
- 自己肯定感の低下
- 親子関係の悪化
子どもの主体性を育む関わり方
- 選択肢を与える(「ひらがなと数字、どっちから始める?」)
- 「一緒にやろう」と誘う
- できたことを具体的に褒める(「最後まで頑張ったね」)
- 楽しい雰囲気づくり(「お勉強タイム」ではなく「一緒に遊ぼう」)
4-3. 過度な比較と期待
問題点
「お友達はもう全部書けるのに」「お兄ちゃんはできたのに」という比較は:
- 劣等感を植え付ける
- 「自分はダメな子」という自己イメージ
- 挑戦への意欲の喪失
- きょうだい間の対立
適切な評価の仕方
- 他者ではなく、過去の本人と比較(「先週より上手になったね」)
- 結果より過程を評価(「最後まで頑張ったこと、すごいよ」)
- 個性を認める(「〇〇ちゃんは絵を描くのが好きだね」)
- 親の期待を押し付けない
4-4. 完璧主義の押し付け
問題点
「間違えちゃダメ」「もっときれいに」と完璧を求めると:
- 失敗を恐れて挑戦しなくなる
- 自己評価が厳しくなりすぎる
- 創造性や自発性の抑制
適切な関わり方
- 間違いは学びのチャンス(「間違えたから新しいことがわかったね」)
- プロセスを楽しむ(「一生懸命考えたね」)
- 「ちょうどいい」を目指す(「完璧じゃなくても十分素晴らしい」)
第5章:学力の現在地を知る「全国統一小学生テスト」の活用
5-1. 全国統一小学生テストとは
全国統一小学生テストは、四谷大塚が主催する日本最大級の小学生対象の学力テストです。
テストの特徴:
- 年2回(6月・11月)実施
- 無料で受験可能
- 全国規模での順位や偏差値がわかる
- 小学1年生から6年生まで対象
- 年長児向けの「未来診断」も実施
対象年齢
入学前のお子さまも受験可能で、年長児向けには「算数国語融合型問題」という形式で実施されます(実施時期は11月)。
5-2. 入学前に受験するメリット
メリット1:客観的な学力の把握
親の主観ではなく、全国の同学年と比較した客観的なデータが得られます。
わかること:
- 基本的な学力の定着度
- 得意分野・苦手分野
- 全国での位置づけ
メリット2:今後の学習の指針
テスト結果から、入学までに重点的に取り組むべき内容が明確になります。
- 弱点の早期発見と対策
- 不要な先取りの回避(すでにできている分野に時間をかけない)
- 効率的な学習計画
メリット3:テスト慣れと本番力の育成
入学後は、単元テストや学力テストが日常的に行われます。
テスト経験のメリット:
- テスト形式への慣れ(時間制限、問題用紙と解答用紙の使い方)
- 緊張への対処法
- 見直しの習慣
- わからない問題への対処(飛ばして次へ、など)
メリット4:学習意欲の向上
テストを通じて、以下のような前向きな変化が期待できます。
- 「もっとできるようになりたい」という向上心
- 明確な目標設定(次回はもっと頑張ろう)
- 成功体験の積み重ね(「できた問題があった!」)
メリット5:親の意識改革
テスト結果を見ることで、親自身の認識が変わることもあります。
- 「思っていたより理解している」という発見
- 「苦手だと思っていた分野が得意だった」という気づき
- 冷静な現状把握と適切な目標設定
5-3. 11月実施の意義
入学までの準備期間として最適
11月のテストは、翌年4月の入学まで約5ヶ月の準備期間があります。
タイムライン:
- 11月:テスト受験と結果確認
- 12月〜1月:弱点分野の補強
- 2月〜3月:総仕上げと入学準備
- 4月:自信を持って入学
焦りすぎず、余裕を持った準備
11月という時期だからこそ、以下のバランスが取れます。
- 過度な詰め込みをせず、自然なペースで学習
- 年末年始のイベントも楽しみながら
- 春までに必要な準備を無理なく完了
5-4. テスト結果の正しい受け止め方
結果に一喜一憂しない
大切なのは、テストの点数そのものではなく、そこから得られる情報です。
NGな受け止め方:
- 「点数が低いからダメな子」
- 「他の子と比べて劣っている」
- 「もっと勉強させなければ」
望ましい受け止め方:
- 「この分野が得意なんだね」
- 「ここを入学までに練習しようか」
- 「テスト頑張ったね、お疲れ様」
子どもへのフィードバック
結果を子どもに伝える際の注意点:
- できた問題を一緒に喜ぶ
- 間違えた問題は「次の課題だね」と前向きに
- 得点や順位を責めない
- 挑戦したこと自体を褒める
テスト結果の活用法
具体的な活用ステップ:
- 全体傾向の把握:平均点と比較し、大まかな位置を確認
- 分野別分析:どの領域が得意/苦手かを確認
- 優先順位づけ:入学までに必ず身につけたい内容を特定
- 学習計画の立案:無理のない範囲で日々の学習に組み込む
- 定期的な見直し:1〜2ヶ月ごとに習得度を確認
5-5. テスト受験時の注意点
プレッシャーを与えない
「テストで良い点を取らなきゃ」というプレッシャーは逆効果です。
推奨される声かけ:
- 「どんな問題が出るか楽しみだね」
- 「わかる問題だけやってこようね」
- 「できても、できなくても大丈夫」
- 「頑張ってきてね」(結果ではなく行為を評価)
事前準備
テスト当日をスムーズに迎えるために:
- 会場の場所と所要時間を事前確認
- 早めに就寝し、体調を整える
- 当日の朝食をしっかり取る
- 鉛筆、消しゴムの準備
- トイレを済ませてから会場へ
テスト後のケア
終了後の対応も大切です。
- 頑張りを褒める(結果に関わらず)
- 「楽しかった?」「難しかった?」と感想を聞く
- 疲れているので、ゆっくり過ごす時間を作る
- すぐに答え合わせをしない(結果が出てから)
第6章:月齢別・発達段階別の準備プラン
子どもの発達には個人差があります。以下は目安として参考にしてください。
6-1. 4歳代(年中)の準備
この時期の発達特徴
- 集中力:10〜15分程度
- 手指の巧緻性:粗大運動は得意、細かい作業はまだ発達途中
- 言語:語彙が急速に増える時期
- 社会性:ルールのある遊びができるようになる
重点的に取り組むこと
- 遊びを通じた学び
- ブロック遊び(構成力、空間認識)
- ごっこ遊び(想像力、言語力)
- 外遊び(運動能力、社会性)
- 生活習慣の確立
- 早寝早起き
- 自分で着替える
- 片付けの習慣
- 読み聞かせの習慣化
- 毎日10〜15分
- 絵が多い絵本から
- 読み聞かせ中の対話
- 文字や数への興味づけ
- 強制せず、興味を持ったら教える
- 日常生活の中で自然に触れる
- ひらがな表を壁に貼る
避けるべきこと
- 長時間の座学
- 文字の書き取り練習(運筆の準備ができていない)
- プリント学習の押し付け
6-2. 5歳前半(年長前半)の準備
この時期の発達特徴
- 集中力:15〜20分程度
- 手指の巧緻性:鉛筆を持てるようになる
- 思考力:因果関係を理解し始める
- 社会性:友達との協力、順番を守る
重点的に取り組むこと
- 学習習慣の形成
- 毎日決まった時間に机に向かう
- まずは10分から開始
- 楽しい教材(迷路、塗り絵、シールなど)
- ひらがなの読み
- 五十音の確認
- 好きな言葉から読む練習
- 簡単な絵本を一緒に読む
- 数の理解
- 10までの数を数える
- おはじきなど具体物での操作
- 生活の中での数遊び
- 運筆練習
- 線引き、曲線引き
- 迷路
- なぞり書き
この時期の学習時間の目安
- 週5日、1回15分程度
- 休憩を挟みながら
- 嫌がったら無理しない
6-3. 5歳後半(年長後半)の準備
この時期の発達特徴
- 集中力:20〜30分程度
- 認知能力:抽象的な概念の理解が進む
- 自己コントロール:我慢する、計画するができるようになる
- 就学意識:小学生になることへの期待と不安
重点的に取り組むこと
- 学習時間の延長
- 20分程度の学習習慣
- 複数の課題を組み合わせる
- 自分で学習内容を選ぶ経験
- ひらがなの書き
- 自分の名前の練習
- 簡単な単語の書き取り
- 「とめ・はね・はらい」の意識(完璧でなくてOK)
- 数の操作
- 10までの足し算
- 数の大小比較
- 100までの数唱
- 入学準備
- 時計の読み方(〇時、〇時半)
- 正しい鉛筆の持ち方の定着
- 「聞く力」の強化
入学3ヶ月前(1〜3月)の仕上げ
- 学習時間を30分程度に
- 小学校の時間割を意識した生活リズム
- 学用品の準備と管理の練習
- 通学路の確認と練習
6-4. 個人差への配慮
発達の早い子への対応
興味が旺盛で、どんどん先に進みたがる子もいます。
- 好奇心を止めない(「もっと知りたい」を大切に)
- ただし、詰め込みすぎない
- 幅広いジャンルに触れる(偏りを防ぐ)
- 他の子と比較して優越感を持たせない
発達がゆっくりな子への対応
スモールステップで着実に進めます。
- 焦らない(必ず成長する時が来る)
- できることから始め、自信をつける
- 得意なことを見つけて伸ばす
- 専門家への相談も視野に(必要に応じて)
第7章:保護者の心構えと家庭環境づくり
7-1. 親の姿勢が子どもに与える影響
親の不安は子どもに伝わる
「ちゃんと学校でやっていけるかしら」という親の不安は、言葉にしなくても子どもに伝わります。
不安の表れ:
- 過度な先取り学習
- 厳しすぎる指導
- 他の子との比較
- 頻繁な叱責
信頼と応援の姿勢
「あなたなら大丈夫」という信頼を伝えることが、子どもの自信につながります。
理想的な姿勢:
- 「小学校は楽しいところだよ」と前向きに伝える
- できないことより、できることに注目
- 子どものペースを尊重
- 「ママ(パパ)が応援しているよ」というメッセージ
7-2. 家庭での学習環境づくり
物理的環境
学習に適した空間を整えます。
チェックリスト:
- 専用の学習スペース(リビングの一角でもOK)
- 適切な明るさと静かさ
- 子どもサイズの机と椅子
- 整理整頓された文房具
- 時計の設置
時間的環境
学習のための時間を確保します。
- 毎日決まった時刻(夕食前、お風呂の後など)
- テレビやゲームの時間との区別
- 兄弟姉妹への配慮(同じ時間に静かな活動)
- 親も一緒に読書や作業をする時間
情緒的環境
安心して学べる雰囲気づくり。
- 間違えても大丈夫な雰囲気
- 質問しやすい関係性
- 褒める言葉を多く
- 叱るときも人格否定はしない
7-3. 共働き家庭での工夫
時間が限られている中での学習
フルタイム勤務などで時間が取りにくい場合の工夫:
- 平日は10〜15分の短時間学習
- 週末にまとめて取り組む
- 朝の時間の活用(朝学習)
- 保育園・幼稚園での活動も評価
- 完璧を求めない
祖父母や保育サービスの活用
- 祖父母に協力を依頼(読み聞かせ、遊びなど)
- 学童保育や習い事での学習機会
- 通信教育の活用
- オンライン教材の利用
質の高い関わり
時間の長さより、関わりの質を重視します。
- 短時間でも集中して向き合う
- 「今日はどんなことがあった?」と対話
- 週末は一緒に図書館へ
- 子どもの話を最後まで聞く
7-4. きょうだいがいる家庭での配慮
上の子がいる場合
- 上の子の学習時間に下の子も一緒に(年齢に応じた活動)
- 個別の時間も確保(一対一の関わり)
- 比較しない(「お兄ちゃんはできたのに」はNG)
下の子がいる場合
- 赤ちゃんのお昼寝時間を活用
- パートナーと役割分担
- 下の子が邪魔しないよう工夫(別室で遊ぶなど)
第8章:入学後を見据えた準備
8-1. 小学校生活への適応
生活リズムの確立
入学前から小学校のリズムに慣れておきます。
目標とする生活リズム:
- 起床:6時30分〜7時
- 朝食:7時〜7時30分
- 登校:8時前後
- 下校:14時〜15時
- 夕食:18時〜19時
- 就寝:20時〜21時
通学の練習
- 実際に歩いてみる(距離感、所要時間)
- 危険な場所の確認
- 信号の渡り方
- 「いってきます」「ただいま」の習慣
学用品の管理
- ランドセルの開け閉め
- 時間割の確認(最初は親と一緒に)
- 筆箱の中身の整理
- 連絡帳の存在を知る
8-2. 社会性とコミュニケーション
集団生活のルール
- 順番を待つ
- 友達と協力する
- 「貸して」「ありがとう」などの言葉
- 自分の気持ちを言葉で伝える
困ったときの対処法
- 先生に助けを求める練習
- 「わかりません」と言える勇気
- トラブル時の対応(先生や親に相談)
友達関係
- 入学前の交流会への参加
- 近所の同級生との遊び
- 園での友達関係を大切に
- 「友達ができるかな」という不安への寄り添い
8-3. 学習面での継続的なサポート
入学後の親の関わり方
入学後も家庭でのサポートは重要です。
- 宿題のサポート
- 見守る姿勢(すぐに答えを教えない)
- つまずきに気づく
- 丸つけと励まし
- 授業内容の確認
- 「今日は何を勉強した?」と聞く
- 連絡帳や配布物のチェック
- 担任との連携
- 学習習慣の維持
- 宿題をする時間の確保
- 予習復習の習慣(無理のない範囲で)
- 読書の時間
つまずきの早期発見
小学1年生でつまずきやすいポイント:
- 授業中座っていられない
- 指示を聞き逃す
- ひらがなが読めない・書けない
- 数の概念が理解できていない
- 友達関係のトラブル
早めに担任の先生に相談し、適切なサポートを受けることが大切です。
第9章:特別な配慮が必要な子どもへの対応
9-1. 発達特性のある子どもへの準備
グレーゾーンの子どもたち
診断名はつかないものの、以下のような特性がある子どもがいます。
- 注意が散漫になりやすい
- じっと座っているのが苦手
- 感覚過敏(音、光、触覚など)
- こだわりが強い
- 社会性の発達がゆっくり
家庭でできる工夫
- 視覚的支援
- スケジュール表(絵カードなど)
- やることリストを見える化
- タイマーで時間を視覚化
- スモールステップ
- 目標を細かく分ける
- できたことをこまめに褒める
- 一度にたくさん要求しない
- 環境調整
- 刺激の少ない学習環境
- 座りやすい椅子やクッション
- イヤーマフ(聴覚過敏の場合)
専門家との連携
- 就学前健診での相談
- 発達支援センターの利用
- 医療機関での評価(必要に応じて)
- 学校への情報共有(支援級や通級の検討)
9-2. 外国籍や日本語が第二言語の子ども
言語面でのサポート
- 日本語の基礎(挨拶、指示語)
- ひらがな・カタカナの学習支援
- 絵カードやジェスチャーの活用
- 地域の日本語教室の利用
学校との連携
- 入学前に学校へ相談
- 日本語指導の必要性を伝える
- 通訳や翻訳サポートの確認
第10章:よくある質問と回答
Q1. ひらがなが全く読めませんが、入学までに間に合いますか?
A: 間に合います。小学校ではひらがなをゼロから丁寧に教えます。ただし、自分の名前だけは読めるようにしておくと、子ども自身が安心できます。焦らず、毎日少しずつ楽しく触れる時間を作りましょう。
Q2. 通信教育や習い事は必要ですか?
A: 必須ではありません。家庭での関わりが最も重要です。ただし、以下の場合は検討してもよいでしょう。
- 親が教えるとケンカになる
- 教材選びに迷う
- 学習の習慣づけに活用したい
選ぶ際は、子どもの興味や性格に合ったものを。
Q3. 共働きで時間が取れません。どうすればいいですか?
A: 時間の長さではなく、質が大切です。
- 平日10分でも毎日続ける
- 週末にまとめて取り組む
- 通勤中の会話(今日の出来事など)
- 寝る前の読み聞かせ5分
完璧を目指さず、できる範囲で関わりましょう。
Q4. 他の子と比べて遅れているようで不安です。
A: 発達には大きな個人差があります。6歳の時点での差は、数年後には見えなくなることも多いです。
大切なこと:
- 他の子ではなく、過去の我が子と比較
- できることに注目する
- 得意なことを伸ばす
- 心配な場合は専門家に相談
Q5. 子どもが勉強を嫌がります。どうしたらいいですか?
A: 「勉強」という枠組みを外してみましょう。
- 遊びの延長で学ぶ(ゲーム、お手伝いなど)
- 短時間から始める(5分でもOK)
- 好きなことから入る(電車好きなら数字、お姫様好きならひらがな)
- 無理強いせず、時期を待つことも大切
Q6. 入学後の学力が心配です。
A: 入学前の準備よりも、入学後の継続的なサポートが重要です。
- 毎日の宿題のサポート
- わからないことへの寄り添い
- 学習習慣の維持
- 学校との連携
土台がしっかりしていれば、学力は後からついてきます。
Q7. 塾や公文は必要ですか?
A: 小学校入学前は必須ではありません。
検討するケース:
- 子ども自身が行きたいと言う
- 学習習慣づけの手段として
- 親が教えることにストレスを感じる
ただし、週1回の塾より、毎日の家庭学習10分の方が効果的です。
Q8. 全国統一小学生テストは受けるべきですか?
A: 絶対に必要というわけではありませんが、以下のメリットがあります。
- 客観的な学力の把握
- 入学前の準備の指針
- テスト慣れ
- 学習意欲の向上
ただし、結果に過度にとらわれないことが大切です。
おわりに:長期的な視点で子どもの成長を見守る
小学校入学は、子どもの人生における大きな節目です。しかし、それは長い学びの旅の始まりに過ぎません。
本当に大切なこと
入学前に詰め込んだ知識の量ではなく、以下の力が子どもの将来を支えます。
- 新しいことを学ぶ喜び
- 困難に直面しても諦めない粘り強さ
- 自分で考え、判断する力
- 他者と協力し、助け合う社会性
- 自分を信じる力
これらの「学びの土台」は、一朝一夕には育ちません。毎日の何気ない関わりの積み重ねが、子どもの人格と学力の基盤を作ります。
親としてできること
- 子どもの成長を信じる
- 焦らず、比較せず、その子のペースで
- できたことを認め、励ます
- 失敗を責めず、次への挑戦を支える
- 学ぶことの楽しさを一緒に味わう
完璧な準備をする必要はありません。愛情と信頼に満ちた家庭環境こそが、最高の「学びの土台」となります。
11月の全国統一小学生テストも、あくまで現在地を知るための一つのツールです。結果に一喜一憂せず、子どもの成長を長期的な視点で見守っていきましょう。
お子さまの小学校生活が、豊かな学びと成長に満ちたものとなることを心より願っています。
【この記事の監修について】
本記事は、文部科学省の学習指導要領、発達心理学の研究知見、および現場の教育実践に基づいて作成しています。ただし、個別の教育方針については、お子さまの特性や家庭の状況に応じて、柔軟に調整することをお勧めします。専門的な支援が必要な場合は、教育相談機関や医療機関にご相談ください。
【参考情報】
- 文部科学省「小学校学習指導要領」
- 厚生労働省「保育所保育指針」
- 全国統一小学生テスト公式サイト(四谷大塚)
※本記事の内容は2025年10月時点の情報に基づいています。
府中市・府中第二小学校隣の教育複合施設Clover Hillのご紹介
全国統一小学生テストは、四谷大塚が主催する全国規模の無料学力テストで、お子さまの学力を客観的に測ることができる貴重な機会です。府中市内でも複数の会場が設けられており、お子さまに最適な環境で受験が可能です。
府中第二小学校の隣にある教育複合施設Clover Hillでは、全国統一小学生テストの受験会場として試験を実施するだけでなく、事前対策講座や試験後のフィードバックも提供。受験後は、結果をもとに学習アドバイスを行い、お子さまの学力向上をしっかりサポートします。
また、Clover Hillでは民間の学童保育や認可外保育園、さらに20種類以上の習い事プログラムを提供。学習と遊びをバランスよく取り入れながら、お子さまの可能性を広げる環境が整っています。Clover Hillで、充実した学びと成長の機会を体験してみませんか?

東京都府中市府中市立府中第二小学校となり
教育複合施設Clover Hill
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投稿者プロフィール

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**Clover Hill(クローバーヒル)**は、東京都府中市にある教育複合施設です。市内最大級の広々とした学童保育、認可外保育園、子供向け習い事数地域No.1を誇る20以上の多彩なプログラムを提供し、子どもたちの学びを総合的にサポートします。
多彩なレッスンの情報や子育て情報を発信しています。
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